ザ・ビッグアンドハードネス
2021/ミクストメディア
exhibition:グループ展「ザ・ビッグアンドハードネス」 / BLOCK HOUSE 、ソフトハウス
(出展:丸山太郎、根本祐杜、wu-tang、聖子、平山匠 / 企画:平山匠)


みんなは何を基準に”ビッグ(デカい)”と捉えているのだろう? 物質の特性や個人の価値観によって“ビッグ”の感覚は無論異なる。 概念や思想など、心的イメージとして捉えることだってできる。 身体的機能の違いも左右する。考えればキリがない。

本展に参加する5人のアーティスト達は、様々な素材を使用し、主に立体物を中心とした作品などをつくり続けている。企画提案者である平山によって集められたメンバーだ。その中で彼らの表現は前述したことを含めた“ビッグ”という概念や価値観自体を、無意識的に操作し続けている共通点があると平山は思った。

物質の大きさと素材の硬度は、密接な関係性があるかもしれない。 固そうなBLOCKHOUSEと、やわらかそうなソフトハウス。建築の名前や規模は異なるが、共通点がありそうなそれぞれの展示会場でどのような光景が生まれるのだろうか。